【医師・経営者向け】資産形成で失敗する人の5つの共通点

2026/02/24

この記事を書いた人:山下 晃司

これまで全国500人以上の勤務医、個人開業院長、医療法人理事長を中心に、医科歯科問わずDrの人生設計をサポートし、キャリアや経営形態、規模、年代、家族構成や地域性など、集積したデータをもとに主に自身の理想のビジョンと真の豊かさの追求を目的としたライフプランの設計監理を行う。
会計士やFP、金融機関や経営のコンサルタントとプロジェクトチームを組み、理想のライフプランの実現のプロデュース実務を得意とする。

こんにちは。D’z Life Innovation株式会社の山下です。

これまで500名以上の医師や経営者の皆様の資産形成を支援する中で、残念ながら「うまくいかない」ケースに共通する、いくつかのパターンが見えてきました。今回は、皆様が同じ轍を踏むことがないよう、資産形成で失敗しがちな5つの共通点と、その具体的な対策について解説します。

共通点1:事業と個人の資産がごちゃ混ぜ

特にオーナー経営者の方に多いのが、事業用の資金と個人の資産の境界が曖昧になっているケースです。これでは、事業のリスクが個人の資産に直接影響を及ぼすだけでなく、正確な資産状況の把握も難しくなります。

対策:まずは、プライベートカンパニー(MS法人など)を設立し、事業と個人の資産を明確に分離することから始めましょう。これにより、リスク分散と税務上のメリットを両立できます。

共通点2:税金に対する知識が不足している

「税金は税理士に任せきり」という方も多いのではないでしょうか。しかし、税金の知識は、資産を効率的に増やすための「攻めの武器」になります。特に、所得税、法人税、相続税など、全体を俯瞰した知識が不可欠です。

対策:すべてを自分で理解する必要はありませんが、少なくとも自社の決算書や個人の確定申告書の内容は把握しておくべきです。その上で、税務に強い専門家と共に、最適なタックスプランニングを実行しましょう。

共通点3:退職金の準備を後回しにしている

リタイアはまだ先のこと、と考えていると、あっという間に時間は過ぎてしまいます。特に経営者にとって、退職金は長年の功労に報いる重要な資産であり、計画的な準備が不可欠です。

対策:役員退職金制度やiDeCo、小規模企業共済など、活用できる制度は多岐にわたります。自社の状況に合わせて、最適な制度を組み合わせ、一日でも早く準備を始めることが重要です。

共通点4:場当たり的な投資で資産を減らしている

「儲かりそうだから」という理由だけで、よく理解していない金融商品に手を出してしまうのは非常に危険です。特に、本業がお忙しい医師や経営者の方は、短期的な値動きに一喜一憂するような投資スタイルは避けるべきです。

対策:まずは、ご自身のライフプランを明確にし、長期的な視点で資産配分(アセットアロケーション)を考えることが大切です。その上で、コア・サテライト戦略など、リスクを管理しながら安定的なリターンを目指す手法を取り入れましょう。

共通点5:信頼できる相談相手がいない

資産形成は、事業経営と同じく、信頼できるパートナーの存在が成功の鍵を握ります。しかし、金融機関の担当者は自社の商品を売ることが目的であったり、税理士は税務の専門家ではあっても資産運用のプロではありません。

対策:事業、税務、法務、保険、資産運用など、各分野の専門家と連携し、あなたの状況を俯瞰的に理解した上で、中立的な立場からアドバイスをくれる「プライベートバンク」のような存在を見つけることが理想です。

まとめ:専門家と描く、10年後を見据えた資産形成戦略

もし、一つでも当てはまる項目があったなら、今が資産形成戦略を見直す絶好のタイミングかもしれません。D’z Life Innovationでは、医師・経営者の皆様一人ひとりの状況に合わせた、オーダーメイドの資産形成プランをご提案しています。初回のご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。