PR

医師ブログの書き方と収益化ガイド

副業

前回の記事で、ブログの土台は完成しました。あとは記事を書いて、読者に届け、収益化していくだけです。

とはいえ、いざパソコンに向かうと「何を書けばいいのか分からない」「見出しって結局どう使うものなの」というところで手が止まってしまう医師の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、記事のネタ探しからSEOキーワード選び、タイトルの付け方、見出しの使い方といった執筆前に決めておくことから、実際にWordPressで記事を書く手順、仕上げのアイキャッチ画像の作り方、そしてGoogleアドセンス・A8.netを使った収益化の具体的なやり方までを、実際の流れに沿って一気に解説します。

ブログが開設できたら、あとは「書く」「収益化する」の2ステップです!

PR

記事を書く前に決めておくこと

ブログ記事の計画4ステップの図解。①テーマを決める②タイトルを工夫する③見出しで構成する④アイキャッチを作る

記事を書き始める前に、決めておきたいことが4つあります。行き当たりばったりで書き始めると、途中で手が止まったり、せっかく書いても誰にも読まれない記事になってしまったりしがちです。

①ネタ・テーマを決める

いきなり「何か書こう」とパソコンに向かっても、忙しい医師ほど筆が止まってしまうものです。ネタ探しに迷ったら、次の3つの視点で考えてみてください。

  • 日々の診療で患者さんによく聞かれる質問(症状、費用、受診のタイミングなど)
  • 自分の専門分野や経験から語れること(専門医としての視点、症例から得た気づき)
  • 最近のニュースや制度変更に対する、医師ならではのコメント

特に「患者さんからよく聞かれる質問」は、そのまま検索需要があるネタの宝庫です。診察室での何気ないやり取りが、そのまま読まれる記事のタイトルになることは珍しくありません。

②SEOキーワードを調べる

読者は、ブログを気まぐれに読みに来るわけではありません。「今まさに困っていること」を、具体的な言葉にしてGoogleで検索してやってきます。

例えば、腰を痛めた患者さんなら「ぎっくり腰 楽な姿勢」、初診を検討している方なら「初診料 いくら」といった具合に、ピンポイントな言葉で検索するはずです。この、読者が実際に検索窓に打ち込む言葉のことをSEOキーワードと呼びます。

ここで大切な事実があります。Googleの検索結果は1ページ目に10件ほどしか表示されず、ほとんどの読者は2ページ目以降を見ません。つまり、どれだけ良い記事を書いても、「ぎっくり腰 楽な姿勢」で検索したときに1ページ目に出てこなければ、その記事は実質的に誰にも読まれないのと同じなのです。

SEO(検索エンジン最適化)とは、狙ったキーワードで検索されたときに、自分の記事を1ページ目に表示させるための工夫全般のことです。

まずは、そのテーマについて読者が実際にどんな言葉で検索しているかを調べてみましょう。ラッコキーワードのような無料ツールに大まかなキーワード(例:「ぎっくり腰」)を入力すると、「ぎっくり腰 楽な姿勢」「ぎっくり腰 何日で治る」のように、実際によく検索されている組み合わせが一覧で確認できます。

この中から、自分の記事のテーマにぴったり合うキーワードを1つか2つ選びましょう。選んだキーワードは、次の項目で説明するタイトルに必ず含めるのが基本です。さらに、本文中の見出しや文章の中にも、不自然にならない範囲で何度か登場させると、読者にとっても検索エンジンにとっても「何について書かれた記事か」が伝わりやすくなります。

医療やお金に関わる情報は「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれる分野にあたり、Googleは情報の信頼性を特に重視して評価します。プロフィール欄に医師であることや専門分野を明記しておくことは、キーワード選び以上に評価を左右する重要なポイントです。

③タイトルを工夫する

タイトルは記事の「顔」です。どれだけ内容が充実していても、タイトルでクリックしてもらえなければ読者に届きません。先ほど調べたキーワードを使って、タイトルを組み立てていきましょう。

  • 調べたキーワードは、なるべくタイトルの前半に入れる
  • 「いくら」「〇つ」「注意点」など、具体性のある言葉で気になる形にする
  • 検索結果で途中で切れて表示されないよう、30文字前後を目安にまとめる
山下
山下

「〇〇科専門医が解説」のように書き手が医師だと分かるタイトルは、それだけで信頼感につながるのでおすすめです。

④見出し(H2・H3)で記事を設計する

タイトルが決まったら、本文を書き始める前に見出しの構成を組み立てます。見出しは、記事の「目次」であり「地図」でもあります。WordPressではH2が大見出し、H3がその中の小見出しにあたります(H1は記事タイトル専用なので、本文中では使いません)。

読者の多くは、最初から最後までじっくり読むのではなく、見出しをざっと眺めて自分に必要な部分だけを拾い読みします。見出しだけを追っても記事の流れが分かるように組み立てるのがコツです。

構成に迷ったら、「結論→理由→具体例」の型に当てはめてみましょう。例えば「初診料はいくら?」というテーマなら、まず金額そのものを見出しにし、次になぜその金額なのかという背景、最後に具体的なケースという流れで見出しを並べていきます。


WordPressで実際に記事を書く

新規投稿作成画面のスクリーンショット
新規投稿作成画面のスクリーンショット2

ネタとタイトル、見出しの構成が固まったら、いよいよWordPress上での執筆です。WordPressのエディターは独特の操作感があるので、最初は戸惑ってしまうかもしれません。

なお、ここから先の本文作成やアイキャッチ画像づくりは、ChatGPTなどのAIに下書きを任せることで大幅に時短できます。具体的なプロンプトは、こちらの記事にまとめています。

ブロックの概念を理解する

WordPressエディターの中心となる「ブロック」の概念を理解していきましょう。

ブロックは、コンテンツの最小単位です。一つの段落、一つの見出し、一つの画像、すべてがそれぞれ独立したブロックとして扱われ、個別に編集・移動・削除できます。よく使うブロックをまとめると、以下のようになります。

ブロック名主な用途
段落通常の本文テキストを入力する基本ブロック
見出しH2〜H6の見出しを設定(H1はタイトル専用)
リスト箇条書き・番号付きリストの作成
テーブル表を作成して情報を整理
画像単一の画像を挿入
ファイルダウンロード可能なファイルへのリンクを作成
カラムコンテンツを複数列に分割
グループ複数のブロックをまとめて管理
区切り水平線で内容を区切る
ボタンクリック可能なボタンを配置

最初は単純な短い文章で構いません。まずは記事の執筆に慣れていくことを目標にしましょう。

文章そのものについても、いくつか意識しておきたいポイントがあります。

  • 専門用語は解説付きで: 患者さんに説明するように平易な言葉で。
  • 一文を短く: 読点「、」で繋ぎすぎない。
  • 適度な改行と空白: 文字を詰め込みすぎない。
  • 誤字脱字チェック: 公開前に必ず確認。信頼性に関わる。

本文中の画像には、代替テキスト(alt属性)を設定する習慣もつけておきましょう。画像の内容を説明する短い文章を入れておくと、SEOの面でも有利に働きます。

仕上げに目を引くアイキャッチ画像を作る

本文を書き終えたら、公開前の最後の仕上げとしてアイキャッチ画像を用意しましょう。

アイキャッチ画像の悪い例と良い例の比較。文字のない写真だけの悪い例と、太字の見出しテキストを入れた良い例。

アイキャッチ画像は、SNSでシェアされたときや検索結果の一覧で、読者の目に最初に触れる部分です。同じタイトルの記事でも、アイキャッチ次第でクリックされる確率は大きく変わります。

作り方はシンプルです。Canvaなどの無料デザインツールで、決まったタイトルが一目で伝わる大きめの日本語テキストを写真に載せるだけで十分です。文字だけの写真と、テキストを載せた写真を見比べると、その差は歴然です。

文字は太めのフォントで大きく、背景とはっきりコントラストが付く色を選びましょう。ブログ全体でフォントや配色のトーンを揃えておくと、読者が「あ、あのブログだ」と一目で認識してくれるようになります。

「自分でデザインするのは苦手」という場合は、ChatGPTに画像生成までまとめて任せる方法もあります。プロンプト例はこちらの記事で紹介しています。


ブログを収益に繋げる

記事作成に慣れてきたら、ブログを収益化することを検討しましょう。代表的な収益化方法はGoogleアドセンスとアフィリエイト(A8.net)の2つです。まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。

項目GoogleアドセンスA8.net(アフィリエイト)
収益発生の条件広告の表示・クリック紹介した商品・サービスの購入や申込
審査の厳しさやや厳しい(記事数・独自ドメイン等が必要)比較的緩やか(サイトがなくても登録可)
1件あたりの収益数円〜数十円と少額数百円〜数万円と案件により幅広い
最低支払額8,000円1,000円〜(振込方法により変動)
医師ブログとの相性アクセス数が多いほど有利健康関連商品など専門性を活かしやすい

どちらか一方ではなく、両方を併用している医師ブログがほとんどです。

Googleアドセンスによる広告収益

Googleアドセンスは、Googleが提供する広告配信サービスです。自分のサイトに広告を掲載し、訪問者が広告をクリックしたり閲覧したりすることで収益が発生します。

Googleアドセンスの申請前に準備すべきこと

アドセンスの審査に通過するために、以下の点を確認しましょう。

サイトの基本要件:

  • 独自ドメインを使用している(example.comなど)
  • 10〜20記事程度の質の高いオリジナルコンテンツがある(公式な必須本数ではないが、審査通過の目安としてよく言われる本数)
  • 各記事が1,000〜2,000文字程度ある
  • プライバシーポリシーページを設置している
  • お問い合わせフォームを設置している
  • サイト運営者情報(運営者名、連絡先など)を掲載している

コンテンツの質:

  • ユーザーにとって価値のある情報を提供している
  • コピーコンテンツではなく、オリジナルの内容である
  • アダルトコンテンツ、違法コンテンツを含まない
  • 誤字脱字が少なく、読みやすい文章である

Site Kit by Googleプラグインを使った設定方法

Site Kitプラグインを使用すると、アドセンスの設定が簡単になります。

プラグインのインストールと設定:

  1. Site Kitのインストール
    • WordPressダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
    • 検索ボックスに「Site Kit by Google」と入力
    • 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
  2. Googleアカウントとの接続
    • プラグイン有効化後、「Site Kitのセットアップを開始」をクリック
    • Googleアカウントでログイン
    • Site Kitに必要な権限を許可
    • サイトの所有権を確認(自動的に行われる場合が多い)
  3. Googleサービスの接続
    • Site Kitのダッシュボードから「サービスを接続」をクリック
    • AdSense(広告配信)を選択
  4. AdSenseの接続
    • 「AdSenseを接続」ボタンをクリック
    • Googleアカウントでログイン(Adsenseアカウントが登録される)
    • Site Kitに権限を付与
    • アカウントが承認されると、自動的に広告コードが設置される
  5. 自動広告の設定
    • Site Kitダッシュボードで「AdSense」セクションを開く
    • 「自動広告を設定」をクリック
    • Googleアドセンスの管理画面が開く
    • 「広告」→「サマリー」→「サイトごと」を選択
    • 自動広告のスイッチをオンにする
    • 広告の種類を選択(テキスト広告、ディスプレイ広告、インフィード広告など)
    • 「サイトに適用」をクリック

報酬は累計8,000円に達した月の翌月末に、登録した銀行口座に振り込まれます。8,000円に満たない場合は翌月に繰り越されます。

A8.netによるアフィリエイト収益

アフィリエイトは、商品やサービスを紹介し、成果(購入、申し込みなど)が発生した際に報酬を得る仕組みです。A8.netは日本最大級のアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)です。

A8.netの特徴

メリット:

  • 広告主数が非常に多く、幅広いジャンルの案件がある
  • 審査が比較的緩やか(サイトがなくても登録可能)
  • 最低支払額が1,000円からと低い(振込方法により手数料は変動)
  • セルフバック(自己アフィリエイト)が充実

A8.netへの登録手順

  1. 会員登録
    • A8.net公式サイト(https://www.a8.net/)にアクセス
    • トップページの「無料会員登録」ボタンをクリック
    • メールアドレスを入力して仮登録
    • 届いたメールのリンクをクリック
  2. サイト情報の入力
    • サイト名
    • サイトURL
    • サイトカテゴリ
    • サイト紹介文(簡潔にサイトの内容を説明)
    • 月間訪問者数(予測)
    • 月間ページビュー数(予測)
  3. 口座情報の入力
    • 報酬を受け取る銀行口座を登録
  4. 登録完了
    • 入力内容を確認して送信
    • 登録完了メールが届く
    • 管理画面にログイン可能になる

アフィリエイト広告の探し方と提携

  1. プログラム検索
    • A8.net管理画面にログイン
    • 「プログラム検索」をクリック
    • カテゴリーやキーワードで検索
    • 「詳細検索」で成果報酬額や承認率などで絞り込み
  2. プログラムの選び方のポイント
    • 自分のサイトのテーマに合った案件: 医師ブログなら健康など
    • 報酬額: 高すぎる報酬は成果条件が厳しい可能性がある
    • EPC(Earning Per Click): クリック1回あたりの平均報酬額。高いほど効率的
    • 確定率(承認率): 成果が承認される割合。80%以上が目安
    • 商品・サービスの質: 自信を持って紹介できるものを選ぶ
  3. プログラムへの提携申請
    • 気になるプログラムの「提携申請」ボタンをクリック
    • 即時提携と審査ありの2種類がある
    • 審査ありの場合、数日から1週間程度で結果が届く
    • 承認されると広告リンクが利用可能になる

WordPressへのアフィリエイトリンクの設置方法

提携が承認されたら、記事に広告を掲載しましょう。

広告素材の種類:

  • テキストリンク: 文章中に自然に挿入できるリンク
  • バナー広告: 画像形式の広告
  • メール広告: メールマガジン用の広告文
  • 商品リンク: 特定の商品ページへの直接リンク

テキストリンクの設置方法:

  1. 広告コードの取得
    • A8.net管理画面で「プログラム管理」→「参加中プログラム」を開く
    • 該当プログラムの「広告リンク」をクリック
    • テキストリンクを選択
    • 「素材をコピーする」をクリック
  2. WordPressへの挿入
    • 記事編集画面で広告を配置したい位置にカーソルを合わせる
    • 段落ブロックの場合、テキストを選択して「リンクを挿入」(Ctrl+K)
    • ただし、アフィリエイトリンクは特殊なコードが含まれるため、カスタムHTMLブロックの使用を推奨
    カスタムHTMLブロックを使用する方法:
    • ブロック追加で「カスタムHTML」を選択
    • コピーした広告コードを貼り付け
    • プレビューで表示を確認
    段落ブロック内にHTMLを挿入する方法:
    • 段落ブロックで通常通りテキストを入力
    • リンクにしたいテキストを選択
    • ブロックツールバーの3点メニューから「HTMLとして編集」を選択
    • <a>タグのhref属性をA8.netのリンクURLに置き換え
    • 例: <a href="https://px.a8.net/...">商品名</a>
    • 「ビジュアル編集」に戻す

自然な広告配置のコツ:

記事内容に合わせて自然に広告を配置することが重要です。例えば、旅行ブログの記事であれば、以下のように文脈に合った場所に広告を差し込みます。

... 京都の紅葉シーズンは本当に美しいです。

特におすすめなのが、清水寺の夜間特別拝観です。ライトアップされた紅葉は
息をのむ美しさで、一生の思い出になるでしょう。

[カスタムHTMLブロック: 京都の宿泊予約サイトへのリンク]

宿泊は、清水寺周辺の旅館がおすすめです。早めの予約をお勧めします。

次に訪れたのが... [記事続く]

このように、文脈に合った場所に広告を配置することで、読者にとっても有益な情報となり、クリック率が向上します。


まとめ:医師だからこそ、ブログという副業に挑戦する価値がある

ネタ探し、タイトル、キーワード、見出し、アイキャッチ画像。どれも地味に見えるかもしれませんが、この土台をきちんと押さえるだけで、記事の読まれ方は大きく変わります。

医師が副業としてブログを運営することは、時間的な制約や初期の労力を考えると、決して簡単な道ではありません。しかし、医師ならではの「信頼性」と「専門性」を武器に、時間や場所に縛られずに取り組め、成功すれば大きな収益と資産になり得る、非常に魅力的な選択肢です。

ブログを通して自身の知識を整理し、それを社会に還元することで、多くの人の健康リテラシー向上に貢献できるという、医師としてのやりがいにも繋がるでしょう。

大切なのは、まず一歩を踏み出す勇気と、楽しみながら継続する力です。

今日からあなたも「医師ブロガー」として、新たな可能性への扉を開いてみませんか? この記事が、その最初の一歩を力強く後押しできれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました